愛なんて欲しがるな

洋服を買う時、無意識に赤い服を探す。

赤 赤 赤 赤 情熱の赤

ずっとずっと幻滅幻滅幻滅幻滅幻滅幻滅幻滅幻滅の連続で振り向くどころかぞんざいに扱ってくる男に添い続ける体力も、性欲も枯れ果てた。本来子孫繁栄の為にある性行為に対しては、もはや汚らわしさすら感じてしまう。欲なんて汚いと感じる。欲がなければ傷付かない。大嫌いだ。思ってもいない ごめんね ももう聞きたくないし、心の底から本気で思ってる言葉しか聞きたくない。純度は高ければ高いほどいい。でも混ぜ物たっぷり頭の悪い味がする缶のJJは大好きですよ。深夜徘徊しようか、横断歩道の白い部分だけ踏んで歩こ。

知り合いたちは結婚し、子を産み育て、その子らの成長を微笑みながら見守る。この頃私は春だからか、ずっと鬱々としている。おちおちサニーデイサービスなんて聴いていられない。春は大鬱。

与えなきゃ貰えない愛なんて必要ないかも。そんなものは嘘の愛。条件付きの愛を欲しがるのは欲、欲 欲 そんな薄っぺらい愛なんて欲しがるな。低気圧で精神がガタガタで、いっそもう一思いに殺してくれと思っている。安らぎが欲しい。完全にガス欠、オイルランプが光ってます。外に出ると悲しくなったり幻滅する事ばかり。インターネットは見たくもないことばかり。それでも私達は毎日毎日膨大な量の情報を脳みそに取り入れ、毒を吸い、毒を吐き、誰かを傷つけ傷つけられて、もう疲れました。大切な思い出や時間や感情を抜き取られないように頭にアルミホイルでも巻いて寝ます。

 

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